Packing & Fitting
パッキングとフィッティング
軽さを得るために
〈OGAWAND〉のバックパックは、軽さと強度を合わせ持った高スペックな生地を使用し、過度な装飾やパーツを省くことで、一般的に市販されているマスプロダクト製品と比べ、約500g 〜1kgほど軽量に作られています。実際に背負う荷物が軽くなることで身体にかかる負担が減り、安全性の向上、そしてアウトドア・アクティビティをより快適に楽しむことができます。荷物が軽くなった分、おいしい食材やお酒を持って行って山の中で楽しむのもいいでしょう。また、重くて諦めていたギアを持って行くきっかけにもなります。しかし、その「軽さ」というアドバンテージを得るためには、それに適したパッキングやフィッティング方法を理解し実践する必要があります。
アルミなどの金属ステーを使用した“フレームパック”は、骨格が固くがっちりしているため、パッキングに、あまり気を使わなくても背負えてしまえますが、その結果、内部にデッドスペースが生まれやすかったり、重量のバランスが悪くても気がつきにくいというデメリットをはらんでいます。また、各メーカーがバックパックを作るための基準としているラスト(体型)が様々(※特に海外のブランドの女性モデルは日本の女性と比べて上半身がしっかり気味)なので、せっかく気に入ったデザインのバックパックを見つけても体型が合っていないのが原因で、かえって体にストレスを掛けてしまっている例も少なくありません。
フレームレス・バックパックとは
〈OWNシリーズ〉をはじめとした「フレームレスパック」は、こうした「フレームパック」に比べ、全体的に柔らいので、身体のラインに沿いやすく、より広い面積で密着することができます。これにより「身体の重心」と「バックパックの重心」が近くなり、同じ重さでも軽く感じられるというメリットが生まれます。さらに〈OGAWAND〉のバックパックは、「ボディ」と交換可能な「ショルダーハーネス」で背負う人の背面や胸囲、肩の傾斜角度などに合わせてフィッティングを細かく設定できます。また、調整方法もフィールドで簡単に変更できるので、実際にハイキングをしながら状況に合わせて微調整していくことも可能です。
その効果を最大限に発揮するためのパッキングとフィッティングの方法をご説明します。
・フィッテイングの合わせ方(OWN)→ ■
・フィッテイングの合わせ方(Goraon)→ ■