Hang Sack
吊るしても、外しても。
「Hang Sack」は、一見シンプルな小型のポーチ。しかして、その実態は”OGAWAND”らしいアイデアと工夫に満ちたアイテムです。
今現在、市場でのポーチ類はサコッシュ、ファニーパックなど、色々な使い方と選択肢があり、便利で楽しいアイテムとして認知されています。そして、ここでまたひとつ、新たな選択肢として「連結できる」という、ギア好きの心をくすぐるようなキーワードが生まれました。
当たり前を疑うこと
”OGAWAND”でも、「腰巻きサコッシュ」の「Wrap Sack」が根強い人気を
誇っており、
ガスカートリッジは「ガス缶」や「OD缶」 と呼ばれ、登山では容量別に小型の「110サイズ」と中型の「250サイズ」が主流で、バーナーの多くは、ガス缶の上部に接続して使うことになります。使用時は下部にガス缶、上部にバーナーヘッドという縦長の構成になり、その上にクッカーを置いて、湯沸かしや調理をするわけですが、水分などの比重の重いものが上にくるので(重心が上の方に集中し)グラグラと不安定な状態になってしまうのを多くの人が感じていると思います。
その不安定さを解消すべく「スタビライザー」というガス缶に取り付ける「補助パーツ(脚)」が存在するのですが、それは長年、当たり前のように「三本脚」で、中央の連結部から、脚が120度の角度で展開されるというものがほとんどです。確かに「三本脚」というのは、「最も少ない点で平面を形成できる」効率的で美しい構造ではありますが、実は背の高いものや、フィールドなどの不整地にはあまり向いていません。効率的=軽量化にも貢献できるので、山道具としては一利があるものの、スタビライザーが本来、求められることは、ガス缶を含めた「クッキングシステムを安定させる」ことであり、小型化や軽量化が達成されるのであれば、むしろ脚の数は多くても構わないのです。
パカっとオープン、ピタッとクローズ
マジックテープ式の開口部はとてもシンプルで、中央のつまみ部分を前後に引くことで全開します。左右に引っ張って開けるジッパータイプより労力が少なく、ジッパーが途中で引っ掛かったり、強引に閉めた時の噛み合わせ等による故障リスクもありません。また、開口部が真上に向いているので、「サコッシュ」「インナーポケット」どちらの状態でも、上から覗き込んだ時の中身の判別が容易です。閉める時はポンと上から軽く押さえるだけなので、閉め忘れて中身を落とすという、うっかりを防止するにも役立ちます。※
サイドループにも特徴があります。ショルダーストラップをつけるための、ただのループに見えますが、実はループの「付け根」がポーチの外側と内側、両方から出ています。これにより、ショルダーストラップだけでなく、ループにつけたアイテムを取り外すことなく、全て内部に収納することができます。バックパック内などにしまう時や、テント内で、ストラップが色々なものに引っかかって煩わしい思いをするということがなくなります。ショルダーストラップは20㎜幅のしなやかなグログランテープを使用。全長100㎝〜50㎝での長さ調整が可能で「サコッシュ」時は、体に沿うような軽快な付け心地、「インナーポケット」時は内部にスルスルと収納され、かさばらず、スマートです。
カラーは現在”OGAWAND”のバックパックで使用している「Spectra」「X-Pac」他、革のような独特の存在感のある「Lite Skin」、最先端生地である「Ultra200x」での制作が可能です。バックパックのカラーと合わせてもよし、アクセントカラーとして使ってもよし。また、「下界用」「旅行用」「釣り用」など、スタッフバッグのように、目的で使い分けるのも面白いと思います。
より安定した楽しいクッキングタイムをあなたに
Hang Sack
¥4,400〜(税込)
※1 ※「マジックテープ」は(株)クラレの登録商標です。一般名称は「面ファスナー」または「ベルクロ」と呼びますが、ここでは、より馴染みのある言葉として使用しています。
※2 たくさん入れすぎると閉まらなくなります。
※3 グローブなど、素材によってはマジックテープにくっつくおそれがあります。
Type・Color / 選択項目
〈対応ブランドカートリッジ〉
〈P-type〉
MSR、JETBOIL(TAEYANG CORPORATION)
Snow Peak(株式会社 太陽)
PRIMUS(エヌケイケイ 株式会社)※3
〈S-type〉
SOTO、EPI、PRIMUS(東邦金属工業株式会社)
カラー:Black、Orange、Gray
Spec / 仕様
W:3.0×H:2.5×D:0.6cm 重量:2.5g
(一個あたり)
素材:ASA
Notice / ご注意
※ 写真のカラーはモニターによって、実物と異なって見える場合があります。